小さなお子さんからご高齢の方まで診察させていただきます。髪の毛、爪も含む皮膚のトラブルを扱います。
皮膚トラブルには多くの症状があります。(かゆみ、痛み、赤み、ぶつぶつ、腫れ、カサカサ、皮むけ、水ぶくれなど)原因は様々です。1人1人の原因を探していきます。
皮膚の病気は内臓の不調が原因になることがあります。皮膚の異常を感じたら些細なことでもご相談ください。
皮膚科
皮膚科

小さなお子さんからご高齢の方まで診察させていただきます。髪の毛、爪も含む皮膚のトラブルを扱います。
皮膚トラブルには多くの症状があります。(かゆみ、痛み、赤み、ぶつぶつ、腫れ、カサカサ、皮むけ、水ぶくれなど)原因は様々です。1人1人の原因を探していきます。
皮膚の病気は内臓の不調が原因になることがあります。皮膚の異常を感じたら些細なことでもご相談ください。
湿疹(接触性皮膚炎・かぶれ)
かゆみや赤み、かさつきなどを生じます。小さな水ぶくれができることもあります。
原因は、水仕事(洗剤)、化学物質、植物、湿布、抗真菌薬(水虫薬)、汗や髪の毛など多彩です。治療はステロイド外用薬や保湿剤です。
皮脂欠乏性湿疹
(老人性乾皮症)
加齢により皮膚の脂質(油分)が減ってくると、皮膚の防御機能が弱まり皮膚炎、かゆみを起こします。乾燥には保湿剤を塗り、かゆみにはステロイド軟膏を外用します。
脂漏性湿疹
皮脂の多い顔面、頭皮を中心に起こります。かゆみはあっても軽度です。原因としては皮脂以外にもカビ(誰しもの皮膚に存在する常在菌)の増殖が考えられています。治療はステロイド軟膏、抗真菌薬塗布などを行います。
ほくろ
胎児の時に神経や色素細胞になれなかった細胞がほくろになると考えられています。多くは良性腫瘍です。一部に悪性腫瘍があるためダーモスコピー(拡大鏡)を用いて検査することもあります。それでも悪性腫瘍が否定できない場合、手術して病理検査(切除したものの顕微鏡による検査)をしたり、基幹病院に紹介します。
脂漏性角化症
(老人性疣贅、年寄りいぼ)
加齢、長年の紫外線によって顔面、頭部を中心にできる良性腫瘍です。ほくろに似ていますが、触ると硬く、ザラっとしていることが多いです。ダーモスコピーを使って精査することもあります。当科では液体窒素(-196℃の液体)による治療を行っています。
じんましん
蕁麻疹は皮膚が赤く盛り上がり、みみずばれ状、世界地図状を呈します。8時間以内くらいで見た目が変わります。アレルギーが原因ですが、原因が分からないことも60%くらいあります。治療は、眠気の起きにくい第二世代抗ヒスタミン薬内服、重症の場合にはステロイド内服なども行います。長引く難治性のじんましんには生物学的製剤(ゾレア、デュピクセント)を検討します。
アトピー性皮膚炎
皮膚のバリア機能の低下(乾燥肌など)、アトピー素因(色々な物質にアレルギーを起こしやすい体質)、環境要因(家のほこり、ペット等)が原因になります。
治療は皮膚のバリアの機能を高めるために保湿剤の外用。皮膚の炎症(赤み、かゆみ)はステロイド外用薬や最近承認発売されたアトピー性皮膚炎用の外用薬を塗布します。かゆみには第二世代抗ヒスタミン薬を内服します。また十分な治療を6カ月以上行っても改善しない場合には生物学的製剤(デュピクセント、ミチーガ等)も検討します。
にきび(尋常性ざ瘡)
にきびの原因は、男女とも思春期に男性ホルモンの分泌が高まり、過剰な皮脂と毛穴の詰まりを起こすことです。過剰な皮脂が毛穴にたまり、白にきびになります。たまった皮脂を栄養源にして、アクネ菌が繁殖し赤ニキビになります。赤にきびがひどくなると、顔ににきび跡(瘢痕)を残すので軽症のうちに治療することが大切です。白にきびには皮膚表面の角質(毛穴の詰まり)を溶かす作用のあるディフェリンゲル、ベピオゲル等を塗布します。赤にきびには抗生物質の塗布を行います。抗生物質の内服を行うこともあります。
多汗症(原発性局所多汗症)
特定の基礎疾患(甲状腺機能亢進症、糖尿病など)が無いにも関わらず、体質的に多汗を起こす病気です。主に精神的緊張、体温の上昇によって起こります。当科では手のひら、腋窩(わきの下)の多汗症に対して外用薬(エクロックゲル、ラピフォートワイプ、アポハイドローション)で治療します。状況によっては自律神経を調節する内服薬(副作用があります)も検討します。
単純疱疹(ヘルペス)
口、鼻の穴、陰部などの粘膜近くの皮膚に小さな水ぶくれが数個でき、ピリピリした痛みがあります。繰り返す病気です。ヘルペスウイルスは多くの人が感染を経験していますが、たいていの場合症状がありません(不顕性感染)。感染の経路は多くの場合、幼児期に親から子にうつります。また思春期以降に異性との接触でうつることもあります。ヘルペスウイルスは、感染した後、神経節に潜伏感染し、一部の方において疲れ、体調不良などをきっかけに再度ウイルスが暴れ出します。治療は抗ウイルス薬です。何度もヘルペスを繰り返し、発症の予兆が分かる方には、あらかじめ薬を処方しておくPIT療法も行っております。
帯状疱疹
水ぼうそうと同じウイルスによって発症する病気です。水ぼうそうになると、治った後もウイルスが神経節に潜伏感染します。疲れ、体調不良などをきっかけにして暴れ出すことがあります。皮膚には水ぶくれ、赤みを作り、神経も傷つけます。顔に生じた場合は眼の障害や耳の障害、顔面神経麻痺が起こる場合があり重症です。帯状疱疹後神経痛も問題です。傷ついた神経が修復できなかった場合に起こります。これらを防ぐためには、早期に抗ウイルス剤の治療を行い、十分な休息をとることが大切です。また帯状疱疹の予防として帯状疱疹ワクチンの接種が効果的です。
乾癬
皮膚に赤い発疹と白色の鱗屑(りんせつ:皮膚の皮むけ)が生じます。皮膚の免疫の不調で起こります。多くは原因不明ですが病巣感染(慢性扁桃腺炎、歯周病、副鼻腔炎など)、薬剤などが原因になることがあります。男性に多い病気です。メタボリック症候群と関係することもある病気で、食生活を改善し減量することで軽快する場合もあります。
掌蹠膿疱症
手の平、足の裏に小さな水疱が多発し、白く膿をもつこともあります。痒みの有無は様々です。腕、すねにも発疹が拡がることがあります。また10%程度に胸や腰の関節炎を生じます。原因は不明なことが多いですが、病巣感染(慢性扁桃腺炎、歯周病、副鼻腔炎など)、喫煙、金属アレルギーが原因になることがあります。治療はステロイド軟膏、ビタミンD3軟膏外用。中等症からは内服治療も加えます。生物学的製剤が必要な場合は紹介します。数年で治ることの多い病気です。
水虫(足白癬)
水虫は、白癬菌というカビの一種が皮膚で増殖する病気です。高温多湿の夏に発生・悪化することが多いです。足に多く、皮が剥け、かゆみを伴うこともあります。自分で水虫だと思っても、約半数は水虫ではありません。汗が原因の皮膚炎です。皮膚科で検査してから水虫薬を塗ることをお勧めします。
爪水虫(爪白癬)
手足の爪が変形、変色します。治療は抗真菌薬内服が最も効果的ですが、肝臓に負担がかかり、飲み合わせの悪い薬も多いです。近年承認発売された塗り薬は内臓に負担がかかることもなく、安全です。ただし内服薬よりも効果が弱く6割程度の方にしか効きません。高価な薬ですが最近ジェネリックが発売になりました。
いぼ(尋常性疣贅)
いぼはヒトパピローマウイルスの皮膚への感染が原因です。触ると少しザラっとしていることが多いです。ウイルスはごく小さな傷から入ります。治療は液体窒素療法(-196℃の液体を綿棒にしみこませて病変にあてる)を2~3週間ごとに行います。スピール膏(高濃度サリチル酸:皮膚の表面の角質を柔らかくし剥がす)を貼ってもらうこともあります。
たこ(胼胝)・うおのめ(鶏眼)
足の皮膚が地面・靴と骨にはさまれ起こります。たこは扁平に分厚くなり、痛みはありません。うおのめは皮膚の角質が逆三角形状に硬くなり、神経に触れ、痛みがあります。治療は削ることです。保険診療で月2回まで削れます。うおのめパッチが市販されていますが、柔らかくすることはできるものの芯まで取り除くことは難しいです。
たこ、うおのめは足腰の筋肉が少なくなったり、足腰に痛みを抱えている高齢の方に多いです。小児にはまずできません。イボのことが多いです。
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